2011年02月24日

上棟風景

先日福岡市内で上棟式がありました。

上棟1








イギリスアンティークの店舗なのですが、

うねり棟木












この屋根の棟部分と母屋部分(屋根の下地の骨組み部分)が
うねうねと曲がっています。
これは、大工さんの腕が悪くてなってるわけではなくて(笑)、もちろんわざと曲げてもらっているのです。

大工さんたちからは「こげなことしたことなか!」「本当にしていいと?」と言う声があちこちから聞こえてきます。

イギリスの特に田舎の家は築100年以上の家がごろごろあり、古びたやさしい外観の家がたくさんあります。
屋根は経年や地盤沈下などの理由でくぼんだりし、うねうねと曲がっているのですが、それが結果的にやさしい丸みをおびた外観となっています。

このアンティークショップは日本に建つので日本の気候風土に合わせた建て方をしなければいけないと思っていますが、イギリスの田舎の家の優しい外観を少しでも取り入れられないかと考えて、このように最初からわざと曲げることをやってみたのです。


うねり棟木完成








垂木(細い角材)を乗せるとうねった屋根のフォルムが見えてきました。




上棟完了外観







道路から見ると遠めに見ても、骨組みだけですが屋根がうねうねと曲がっているのが分かります。




屋根完了













後日屋根の材料を葺き終わったときの写真です。

狙い通り優しいラインが出ました。
こんなスカイラインの建物は日本ではなかなか無いと思います。
ショップのオーナーも喜んでおられます。

次は壁をどうやって古く見せるか考えていこうと思います。
お楽しみに!


posted by kaidou at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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