2011年05月23日

外壁完成

引き続きアンティークショップの現場です。

建物の外壁の塗り壁と古レンガタイルの目地詰めが終わりました。


塗り壁は左官職人さんにお願いしたのですが、
塗厚を厚く デコボコになるように
しかも柱よりはみ出して塗るようにお願いしました。

職人さんはついつい綺麗にフラットに塗りたがるのですが、
そうしてしまうとせっかくの曲がった屋根・デコボコの柱が
台無しになってしまうので 注意して塗ってもらいました。

左官職人

塗壁完成1
塗った後がこんな感じです。



塗壁完成2

光が当たると、壁面の凹凸が良く分かります。
これから年月が経って白い壁が汚れなどでくすんでくると風合いはさらに増してくるでしょう。
楽しみです。


また、古レンガ割りのタイル目地を詰めました。
タイル目地


外観はこんな感じです。
外観1


光が当たって影のラインが手書きのようなウネウネ線になって
とてもいい感じです。

外観2

屋根の棟部分に何か乗っているのが見えますか?
答えは・・・実物を見てみてください。
ショップの店員さん(職人さん)の手作りです。


内部の写真も出して行きたいのですが、
家具がなかなか片付かず難航しているようで写真が取れません(泣)

お店のオープンは6月末だそうです。それまでには何かアップできると思います。



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2011年03月25日

外壁を貼っています

東北地方太平洋沖地震の被害に遭われた方々に心よりのお見舞いを申し上げます。

復興に向かうために何か出来ることは無いか日々考え、行動するようにしています。

まだまだ混乱は多方面で続いておりますが、事態がいい方向に進むように祈るばかりです。


間接的にでも支援となるように日々の仕事を着実にやっていくことも重要だと思います。

前回に続き市内のアンティークショップの現場です。

現場は外壁の仕上げの段階に入ってきました。

◆1階の店舗入口部分の壁はアンティークレンガ貼です。
材料はこれ↓

レンガ材料











古いレンガをスライスしたものです。カドがとれた風合いのあるいい感じのレンガです。これを壁に貼っていきます。

本当はレンガを積みたいのですが構造上な理由などで難しく、日本では貼りあげて積んでいるように見せることがほとんどです。

貼ったあとがこれ↓

レンガ貼








ただ貼るだけではつまらないので、一部斜めに貼っています。(網代貼・綾杉貼などどいいます)
まだ目地材を詰めていませんが、目地を入れるとさらに風合いは増すでしょう。





◆2階の壁はハーフティンバー(木骨様式)の壁といって、構造柱・梁などの骨組みを外にむき出しにし、その間に壁材を充填する方式です。

しかし本当に柱を外にむき出していると日本の場合、台風時に雨漏りをするので基本的に出来ません。

なので、付け柱・付け梁方式でハーフティンバー調の壁にしようと思います。

まずは大工さんに外貼用の材料に工具でナグリを入れてもらい、デコボコした柱にしてもらいます。

ナグリ











出来上がった材料がこれ↓

付桁材料








で取付けた写真がこれです。↓

付桁取付








なかなかいい感じです。
オマケで付けた付けスジカイの曲がり具合もいいです。
本当は柱を斜めに付けて経年で傾いたように見せたい気持ちもあるのですが、それをすると見ている方が不安になるとの事で、そこまでの悪ノリは止めておきます。

次回は室内に目を向けてみようと思います。


posted by kaidou at 11:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年02月24日

上棟風景

先日福岡市内で上棟式がありました。

上棟1








イギリスアンティークの店舗なのですが、

うねり棟木












この屋根の棟部分と母屋部分(屋根の下地の骨組み部分)が
うねうねと曲がっています。
これは、大工さんの腕が悪くてなってるわけではなくて(笑)、もちろんわざと曲げてもらっているのです。

大工さんたちからは「こげなことしたことなか!」「本当にしていいと?」と言う声があちこちから聞こえてきます。

イギリスの特に田舎の家は築100年以上の家がごろごろあり、古びたやさしい外観の家がたくさんあります。
屋根は経年や地盤沈下などの理由でくぼんだりし、うねうねと曲がっているのですが、それが結果的にやさしい丸みをおびた外観となっています。

このアンティークショップは日本に建つので日本の気候風土に合わせた建て方をしなければいけないと思っていますが、イギリスの田舎の家の優しい外観を少しでも取り入れられないかと考えて、このように最初からわざと曲げることをやってみたのです。


うねり棟木完成








垂木(細い角材)を乗せるとうねった屋根のフォルムが見えてきました。




上棟完了外観







道路から見ると遠めに見ても、骨組みだけですが屋根がうねうねと曲がっているのが分かります。




屋根完了













後日屋根の材料を葺き終わったときの写真です。

狙い通り優しいラインが出ました。
こんなスカイラインの建物は日本ではなかなか無いと思います。
ショップのオーナーも喜んでおられます。

次は壁をどうやって古く見せるか考えていこうと思います。
お楽しみに!


posted by kaidou at 09:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 現場 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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